令和6年8月7日 与党新幹線PT 第18回整備委員会 にて、国交省、鉄道機構から敦賀駅を始点として小浜市付近、京都市、京田辺市、松井山手駅付近を通って新大阪駅に至る詳細な駅位置・ルート案が示されました【下図参照】。 京都駅については、3つの案が示され、懸念の多かった京都市街地における地下水への影響については、これに配慮した工法(シールド工法)で工事をするとの説明がありました。整備委員会としては、令和7年度中の着工を見据え、必要経費の事項要求を検討していく事を要請し、詳細な駅位置・ルートの1案への絞り込みの議論を加速すると説明がありました。
東海道新幹線の車両事故による大変大きな混乱や、迷走台風10号による長期間の東西物流・交通の遮断は、一日も早く解消されなければなりません。北陸新幹線の整備は、東京・大阪間のリダンダシー(多重化)を整備するための国家事業であり、国策であると私は思います!
福井平野には、九頭竜川・日野川・足羽川の3河川が流れていますが、『ダム』がないのは足羽川だけです。平成16年7月の福井豪雨の被害を受け、平常時は水を貯めない洪水調節専用の流水型ダムとして、平成19年に計画策定され、平成26年より工事に着手しました。高さ96mの重量式コンクリートダムで、令和8年度末完成(工事着手より完成まで約13年を予定)の予定です。
流水型ダムは、島根県『益田川ダム』、石川県『辰巳ダム』、鹿児島県『西之谷ダム』、長野県『浅川ダム』、山形県『最上小国川ダム』の5基があり、足羽川ダムは全国規模であり、完成が待たれるところです。
現在、国土強靭化や減災・防災の観点から、志津川、七瀬川の河川改修、さらには内水氾濫を防ぐための排水機場の更新、砂防ダムの新設等を加速させ、持続可能な社会づくりの実現に向け努力いたします。
※「産総研」とは産業技術総合研究所のことである
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